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FAX等での安否確認にはリスクがあった。システム選定の基準は、画像を送受信できるメッセージ/掲示板機能

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社名
秋田市医師会
エリア
掲載日
2024.10.7

課 題

  • 以前まで安否確認ではFAX等を活用していたが、対象となる病院や施設が300以上あるため、膨大な手間とコストがかかっていた

  • FAXを使用していると、緊急時に担当者がその場所にいなければ対応ができず、さらに機器の故障やトラブルが発生すると安否確認が遅れるリスクがあった

対 策

  • 豪雨災害が発生した際、FAX等での速やかな安否確認が機能しなかったことを受け、安否確認システムの導入を決意

  • 「画像データの送受信ができること」を選定基準に7つのシステムを比較検討し、料金や機能性を重視して安否確認サービス2を導入した

効 果

  • 盤石な安否確認体制を構築できたうえ、会員との連絡手段が得られた。従来の電話やFAXに比べて迅速な情報共有が可能に

  • 緊急時だけでなく、普段の業務においても効率化が進み、平常時の情報共有手段としても役立っている

秋田市医師会は、秋田市内で活動している会員の医師に対して事務面のサポートを行う一般社団法人です。

以前は、FAX等を活用し安否確認を実施していた同会。しかし、かかる手間やコスト、そして完了するまでの時間に課題を感じ、安否確認システムの導入を決意したと言います。

今回は、安否確認サービス2を導入するまでの経緯や実際の活用方法について、同会の事務局総務課の津谷さんに伺いました。

被害状況の報告のために、「画像を送受信できる」機能が必要だった

安否確認サービス2を導入するまでの経緯を教えてください。

以前まで、安否確認はFAX等を活用して行っていました。

しかし、当会で実施する安否確認の対象となる病院や施設は、合計で300以上あります。そのため、FAX等でやり取りしていると膨大な時間と手間がかかってしまっていて。送る側も受け取る側も、機器がある場所にいなければ対応できないことも難点でした。回答が返ってくるのに1週間以上かかったり、機器が壊れて連絡を取れなくなったりという事態も多発していましたね。

安否確認システムの導入を決断したきっかけを教えてください。

FAX等での安否確認および緊急連絡に課題を感じていたことから、システム導入の話はたびたび出ていました。ただ、明確なきっかけとなったのは、2023年7月と9月に起きた豪雨災害でした。FAX等での安否確認が機能せず、早急に改善しなければならないと実感したんです。

ほかの医師会に相談したところ、安否確認システムの導入をおすすめされました。そこで、7つのシステムをピックアップし比較検討を進めていきました。

比較検討をされたとのことですが、最終的に安否確認サービス2をお選びいただいた決め手はどういった点でしたか?

当会は、システムの選定基準として「画像データの送受信ができること」を重視していました。これは、医師の先生方からの要望を踏まえた結果。以前から、被害状況を報告するために、画像を送れるようにしてほしいという意見があったんです。

調査したところ、安否確認システムで画像データの送受信ができるものは、ごく少数に限られていました。そのなかで、料金や機能性などから最も当会に適していると感じた安否確認サービス2を『無料お試し』で利用してみることにしました。

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サポートが手厚く、問い合わせの電話は1コールでつながる

無料お試し利用時の感想を教えてください。

操作画面の見やすさに非常に驚きました。文字が大きくはっきりと表示されていて読みやすかったですし、管理画面も分かりやすくて。これなら誰でも扱えるだろうと確信しました。

また、サポートの手厚さも導入の決め手になりましたね。設定や運用に困ったことがあった時に電話すると、1コールでつながって解決するところまで説明してもらえて。システムの導入支援や導入後のフォロー体制も安否確認サービス2の魅力だと思います。

システムの導入について、医師の先生方からの反応はいかがでしたか?

システムの仕様について簡単に説明したところ、『メッセージ機能』や『掲示板機能』で画像の共有ができる点について、良いリアクションをいただきました。何名かに無料お試し利用時に触ってもらったのですが、お弁当の写真が送られてくることも(笑)。操作自体も簡単なので、ITやシステムに不慣れな先生でも問題なく活用できています。

無料お試し利用時の掲示板を使ったテスト🍱

安否確認サービス2を活用し、防災体制を整えていく

あらためて、安否確認サービス2を導入いただいた感想を教えてください。

盤石な安否確認の体制が構築できたのはもちろん、当会と先生方をつなぐ連絡手段が得られたことが大きな成果です。これまで先生方と連絡をとるには電話やFAXを利用していたため、手間と時間がかかっていました。

安否確認サービス2を導入したおかげで、迅速に情報共有ができ、普段の業務の効率化も進んだと感じています。

安否確認サービス2は、どのような企業や団体におすすめのシステムだと思いますか?

安否確認システムを導入したことがない企業や、緊急時と平常時どちらでも活用できる連絡手段を求めている企業には最適なシステムだと思います。

先ほどもお話ししたように、安否確認サービス2は操作が簡単かつサポート体制が充実しています。そのため、はじめて安否確認システムを導入する企業でも問題なく導入・活用できると思います。

そして、メッセージ機能や掲示板機能など平常時の情報共有にも活用できる機能が備わっているのも魅力。電話やメールで従業員に連絡しているという企業は、チャットツールとしても導入するメリットがあると思います。

最後になりますが、安否確認サービス2の今後の運用方針を教えてください。

現在、秋田市と連携をとり大規模災害へ対応するために、体制の強化に関して議論を進めてています。安否確認サービス2を有効活用し、大規模災害が起きた場合にも適切な対応ができるよう、準備を整えていきたいですね。

素敵なお話をありがとうございました。今後の防災・BCP対策においても引き続き安否確認サービス2をお役立てください!

※掲載内容は取材当時のものです。

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