
グループウェアで双方向のやり取りを行えた経験から、コミュニケーション機能付きのシステムを選択。

- 社名
- 株式会社ソフトウェアコントロール
- 業種
- ユーザー数
- エリア
- 機能・課題
今回は安否確認サービスの担当責任者である本社 企画室 専任部長である宮川芳之様にお話を伺いました。
安否確認サービスを導入するまで、緊急時はどのように連絡をとっていましたか?
「弊社は2007年にISMS(情報セキュリティ管理システム)を取得しているのですが、その際に緊急連絡網も作成しました。関東・関西西日本両事業部ともに社員の連絡網を作って有事の時にはそれを使うというルールにしたのです。それに加えて、BCP(事業継続計画)に多額の費用を掛けたくないということもあって訓練はひとつのgmail(Googleのメールサービス)アカウントを共有し、そこに安否状況を各自アップする、という手順になっていました。クラウドサービスのgmailであれば、災害時にも動くだろうと考えての策でした。」

東日本大震災の際はどのように対応しましたか?
「訓練とは全く違い、普段から業務に使っているサイボウズOfficeの掲示板に『BCP発動しました』というお知らせを出して、以降の連絡はサイボウズOffice上で行いました。従業員からは「gmailとサイボウズ、どっちで報告すれば良いの?」という文句に近い問い合わせ(笑)が多数ありましたが、サイボウズOfficeでの連絡を推し進めました。というのも、震災直後には一方通行的に報告してもらうだけで充分では無く、コミュニケーションが必要になったからです。緊急時にサイボウズOfficeの掲示板は全社告知に大いに役立ちました。今振り返ってみても、gmailで一方的に報告を受け付けるのみではその後の対策指示等ができず、どうしようも無かったと思います。」
安否確認サービスを検討し始めたキッカケはなんですか?
「当時の西日本事業部のISMSの担当者がトヨクモ安否確認サービスを見つけてきたのがきっかけです。震災時、サイボウズOffice上でのやりとり自体は不自由がありませんでしたが、プッシュ機能が無かったので従業員が自主的にアクセスしてくれるのを待っているという非常にヤキモキしたものでした。このような思いをしたことから、コミュニケーションも取れて一斉配信機能があるものを探していました。震災前も安否確認システムを検討したことはあったのですが、料金が高くなかなか話が進みませんでしたが、トヨクモ安否確認サービスなら安価で機能も充分だろうと話を進めることになりました。」
トヨクモ安否確認サービスを選んだ際にポイントとなったのは何ですか?
「数社のサービスを調査して比較しましたが、他社と比較して価格が安価というところと機能が充実しているところが魅力でした。実際に震災の時にサイボウズOfficeでやりとりした経験があったので安心して選択しました。アンケートとして使えるところも、社員に普段から操作に慣れてもらうために嬉しいですね。」

今後、トヨクモ安否確認サービスに期待するものは何ですか?
「現状、連絡状況を閲覧できるのがマネージャー以上となっているが、一般ユーザーにも一部制限付きで閲覧させたいですね。また、スマホアプリにしてもらえると社員に「アプリ・インストールしておいて下さい。」と伝えるだけで済むのでありがたいですね。あとはユーザーが自身でも所属する地域を設定できるといいな、と思います。」 今後もトヨクモ安否確認サービスに期待していると仰ってくださった宮川様、ご協力ありがとうございました!
- 2014年3月11日、スマートフォンアプリに対応致しました!
- 安否確認サービス2のリリースにより、部門マネージャーが設定できるようになり、一部の部署だけの閲覧権限を付与することが可能になりました!
- 安否確認サービス2のリリースにより、ユーザー自身で所属する地域を設定することができる機能が追加されました!
今後もユーザーの声に応えて参ります!